犬用野菜料理魚料理

鯵の南蛮漬け(dog)

レシピ紹介

不飽和脂肪酸の EPA、DHA を豊富に含み、ビタミン B 群や必須アミノ酸のバランスがよい鯵。クエン酸を含むリンゴ酢との組み合わせは食欲増進、体力増強に最適なメニューです。
疲労を回復し、夏バテ予防!気温があがってくる初夏から夏に向けておすすめの調理法です。

材料

    (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)

  • 鯵 (三枚おろし) 100g
  • 片栗粉 5g
  • 人参  30g
  • パプリカ 15g
  • ピーマン 15g
  • 大根 20g
  • セロリ 20g
  • かぼちゃ 15g
  • リンゴ酢 5cc
  • きび砂糖 3g
  • 水 15cc
  • 植物油 30cc

手順

  1. 野菜は千切りにします。(短頭種の子は短めの千切りが食べやすいです。)
  2. 千切りにしたすべての野菜を一緒に沸騰湯中に入れ、再沸騰までサッと茹でます。
    茹でたらしっかり水気を切りましょう。
  3. 鯵は三枚におろし、小骨をとり 1/3 から1/4 くらいの大きさに切ります。
  4. 切った鯵と片栗粉をビニール袋に入れ、空気を入れて膨らませたら、かしゃかしゃと振る。ここでまんべんなく鯵に粉をつけましょう。
  5. フライパンに油を熱し、鯵を両面こんがり揚げ焼きにしていきます。火が通った鯵を取り出してください。
  6. 鯵を取り出した後の油に酢、水、きび砂糖を加え混ぜ合わせたら再沸騰まで加熱します。
  7. 取り出した鯵と水気を切った野菜、加熱した調味料をボールで混ぜ合わせたら完成です。

提供:上級指導士 諸岡里代子

おすすめPOINT

鯵に含まれるたんぱく質、ビタミン B 群とピーマン、パプリカに含まれるビタミン C の食べ合わせは免疫力増強に効果があると言われています。
鯵に含まれる DHA、EPA と人参に含まれるβ-カロテン、ビタミン C の食べ合わせは血液サラサラ効果があると言われています。
鯵には5つの有効な栄養素が含まれています
① EPA、DHA
鯵にはほかの青魚よりも特に豊富に含まれます。
血液サラサラ、視力回復効果があると言われていることからシニア犬には特におすすめ
です。
② タウリン
肝機能を高める働きで疲労回復、夏バテ解消に最適。
③ カリウム
余分な塩分を体外へ排出します。
④ セレン
有害物質の解毒作用で体内のクリーンアップ。
⑤ ナイアシン
補酵素として体内の代謝を促します。

ピーマン、パプリカにはビタミン C が豊富に含まれ、合わせてビタミン P を含む事から加熱してもビタミン C が壊れにくいのが特徴です。
加熱することでビタミンの吸収がよくなり、効果も UP します。

セロリの独特な香りの主成分アピインには、精神安定効果や鎮痛効果があると言われています。ちょっと怒りっぽい子にいかがでしょう。

人参、かぼちゃは、言わずと知れたβ-カロテンを豊富に含む食材の代表格。
体全体の老化防止、粘膜増強で口内トラブルの改善、抗酸化作用で白内障の予防などシニアに嬉しい効果があると言われています。

リンゴ酢に含まれるリンゴ酸やクエン酸といった有機酸の効果は、代謝を活発化し疲労回復の効果があるため夏におすすめの調味料です。