今が旬の竹の子を使ったシュウマイのレシピをご紹介します。
竹の子は、繊維が多いため敬遠される飼い主さんもいらっしゃると思いますが、穂先の柔らかいところを使ったり、切り方を工夫することで、わんちゃんたちの食事にも使うことができます。
春の野菜には解毒を促す作用がありますので、少しづつ日々のごはんに取り入れたいですね。
材料はお好みでにんじんを加えたり、ごま油少々を加えていただくと、更に本格シュウマイに近づきます。
季節ごとの野菜を使って四季の味を楽しんでくださいね。
飼い主さんも、醤油とからしで一緒のごはんが楽しめます。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 豚ひき肉 60g
- 竹の子 15g
- 春キャベツ 10g
- 生きくらげ 5g
- グリーンピース 適宜
- 片栗粉 小さじ1
- シュウマイの皮 5〜6枚
- 水 小さじ1
手順
- 野菜はみじんぎりにする。
- ①に片栗粉を混ぜておく。
- ②をひき肉とよく混ぜ合わせる。
- シュウマイの皮で包みグリーンピースをトッピングする。
- ④をお皿にならべ、水をまわしかけてラップをふんわりかぶせ、電子レンジで2分半前後加熱する。
提供:上級指導士 上住裕子
おすすめPOINT
豚肉には、ビタミンB群が豊富に含まれ、疲労回復やダイエット、夏バテに効果的な食材です。
また、豚肉の脂肪には、血中悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールをふやしてくれる不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸を含み、動脈硬化防止にも有益です。
竹の子の旨み成分には、疲労を回復するアスパラギン酸や冬の間に溜まった毒素の排泄を促し、新陳代謝を活発にするチロシンや老化を防止するグルタミン酸などの有力アミノ酸が含まれています。
白い粉は、このチロシンですので、心配なく食べることができます。
また、不溶性食物繊維の一種である、セルロースやリグニンなどの食物繊維が豊富なので、便秘や肥満ぎみの子にも有益です。
キャベツは、免疫力をアップするビタミンCの含有量が野菜のなかではトップクラスです。
また、胃腸薬にも使われるビタミンU(キャベジン)は、胃の粘膜を再生、強化してくれるので、胃腸の弱い子にもお勧めです。
キクラゲは、枯れ木に寄生する菌類で、形が人の耳に似ていることからこの名前がつきました。
消化器を整える働きとともに、黒いきくらげは、腎を補い古くから滋養強壮や老化防止に役立つ「不老長寿」の妙薬ともされています。