猫用肉料理野菜料理

ささみと夏野菜のゼリー仕立て(cat)

レシピ紹介

暑すぎる日が続き、熱中症や夏バテに気をつけたいところ。
そんな暑い夏に負けないように、おくらのネバネバパワーと夏野菜の持つ力で元気に過ごしてもらいたいと、見た目も
涼しげな三段重ねのゼリー仕立てです。水分補給もゼリーで補え、暑くなった体を冷やすのにも役立ちます。

材料

    (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)

  • ささみ 50g
  • おくら 1本
  • きゅうり 7g
  • にんじん 7g
  • かぼちゃ 7g
  • プチトマト 1個
  • だし汁 適量
  • 粉ゼラチン 適宜

手順

  1. ささみは一口大に切る。おくらは数枚輪切り、にんじん・かぼちゃは数枚星型等くり抜く。くり抜いた残りと、残りのおくら、きゅうり、プチトマトはみじん切りにする。
  2. ささみを少量のお湯で茹で、火が通ったら取り出し、くり抜いたにんじん・かぼちゃを茹でる。にんじん、かぼちゃに火が通ったら、輪切りにしたおくらも茹で、取り出しておく。
  3. 型に茹でたささみをいれ、②の残った茹で汁にゼラチンを加えたものを注ぎ、冷蔵庫で冷やす。
  4. みじん切りにした野菜をだし汁で茹で、ゼラチンを加えて荒熱が取れるまで冷ましておく。
  5. ささみが固まったら、4のみじん切りの野菜を上に入れて、再度冷蔵庫で冷やす。
  6. だし汁にゼラチンを加えて溶かし、⑤の上に注ぐ。輪切りにしたおくら、星型のにんじん、かぼちゃを加え、もう一度冷蔵庫で冷やす。
  7. ⑥が固まったら型からはずして、お皿に盛る。

提供:ペット食育協会

おすすめPOINT

●おくら
ぬめり成分はガラクアン、アラベン、ペクチンなどの食物繊維で整腸作用があり、便秘を予防・改善する効能があるといわれています。多く含まれるカリウムは、ナトリウムを排泄する役割があり、カルシウムは骨を生成する上で欠かせない成分です。

●きゅうり
90%以上が水分で、利尿作用があります。体内の水分量を調整し、むくみの解消に効果的です。身体を冷やすといわれ、薬膳料理でも用いられます。

●トマト
赤い色素成分のリコピンには、活性酸素の働きを抑える、強い抗酸化作用があります。
酸味のクエン酸は、疲労回復に優れた効能があり、その含有量は野菜類の中でトップです。

●にんじん
にんじんに含まれるクマリンは、血液を固まりにくくする作用があり、血流をスムーズにすることで、血液・リンパ液の循環を改善する働きがあると言われています。
ペクチンなどの水溶性食物繊維は、腸内で善玉菌のエサになり、善玉菌の増殖や活性化を促します。

●かぼちゃ
ビタミンCは細胞の酸化を防ぎ、細胞と細胞をつなぐために必要なコラーゲンを作り出すために欠かせません。ビタミンB2には糖の代謝を促す働きがあり、糖尿病の予防に効果が期待できます。