「食べさせてはいけない」の裏側が分かるNG食材講座
あなたが、
● 「犬や猫に与えてはいけない食材」の情報に振り回されず
● 自分自身で情報を判断して行動でき
● 愛犬、愛猫の健康を守れる
そんな飼い主になるための話をします。
どうぞお付き合い下さい。
「~はダメな食材」という情報を、自分で判断できたら…
世の中には、
「犬や猫にタマネギはダメ!」
「ブドウは毒!キャベツも毒!チョコレートも毒!」
など、犬や猫に与えてはいけない食材(NG食材)の情報があふれています。
こういうNG食材のお話で不安になったことは無いですか?
手作り食をするなら、もちろん気になる話題でしょう。
普段ペットフードがメインでも食材をトッピングする時がありますし、
手作りをしていなくても
「目を離した隙に食材を食べられちゃった」という誤食の可能性があります。
結局、NG食材の情報は、ペットに何を与えていても無視出来ません。
でも、飼い主が「NG食材を与えちゃったらどうしよう…」とただ不安になっていても、
良いことはありません。
動物にしてみれば、むしろ悪影響です。
そんな時、あなたが自分でNG食材の危険性を判断できるようになったら、
安心して愛犬愛猫の食事を与えられるようになると思いませんか?
「答え」よりも「考え方」
NG食材についての不安を解消するために、多くの人は専門家に答えをもらおうとします。
「この食材って大丈夫ですか?」
「この食材はあげちゃダメですか?」 のように。
気持ちは分かりますが、この方法は遠回りです。
なぜなら、答えを知らない新たなNG食材が現れるたびに、また不安になるからです。
過去を振り返ってみても、NG食材は増え続けてきました。
昔は誰も気にしていなかった食材が、
ある日突然危険と言われ出すことも起こっています。
きっと今後もNG食材は増えていくでしょう。
そんな状況ですから、世の中のNG食材全てを暗記するのは非効率です。
不安になるたびに先生をつかまえて質問するのも、はばかられますよね。
だから、あなたが学ぶべきは根本の考え方です。
「食べさせて良いのか悪いのか?」 という表面的な答えではなく、 「なぜ、食べさせてはいけないと言われているのか?」 という点を学べば不安は消えるし、新たなNG食材が現れても、
自分で対処できるようになります。
「食べさせてはいけない」の裏側を学べる、NG食材講座
そこでペット食育協会(APNA)は、NG食材講座を作りました。
NG食材の情報に対しては、 1. 程度の問題
2. 情報源と情報の伝わり方の問題 の2つの視点が重要です。
この視点が身につくと、情報の裏側が分かり、 ● 本当に危険なので食べさせてはいけない ● 実際には気にするような話ではない のどちらなのか、見分けがつくようになります。
それをあなたに学んでもらうのが、このNG食材講座です。
NG食材講座の内容
食べた量の大切さ
食材の危険性を考えるには、「その食材をどれだけ摂ったのか」という量の視点が
大切になります。実はこの話は500年以上も前から言われている常識なんですが、
今の時代においても忘れられがちです。
なぜ量が大切なのか、量の視点を身に付けると何が違うのかをお伝えします。
動物種差、個体差の問題
「~という食材は危険というデータがある」と聞くと、多くの人はそれだけで怖がります。
しかし、そのデータは、どんな実験から得られたものでしょうか?
たとえ同じものを食べても、影響は動物によって違いますし、個体によっても違います。
そんな重要な動物種差、個体差の視点も学びます。
「万が一」のとらえかた
「だいたい安全だが、万が一の危険性がある」と言われると、多くの人は思考停止し、
「怖いからやめておこう」という判断になりがちです。
この講座で程度の概念を理解すると、「万が一」のように「嘘は言っていないが、
意味の無い情報」が見抜けるようになります。
実習 キシリトールとチョコレートの危険性を確かめよう!
危険さの度合いには、本人の納得が大きく関わります。
講座では、NGとされているキシリトールとチョコレートを例にして、
実際、どれくらい危険なのかを計算して確かめてもらいます。
NG食材があなたの愛犬愛猫にとってどれだけ危険なのか知りたい時、どうやって
計算するのか、そしてその答えはどうなのか、ちゃんと数字で分かるようになります。
情報源について学ぶ
情報はその中身だけでなく、「どこから」来たものかが非常に大事です。
素人の世間話と、専門家の話ではレベルが違いますよね?
では、あなたがNG食材について調べたいとき、世の中にはどんな情報源があるのか、
それぞれの情報源は信用度はどれくらい違うのか知っていますか?
ここを学ぶと、飼い主がネットで間違った情報ばかりつかんでしまうのかが分かります。
情報があなたに届くまで
情報は、あなたのもとへ伝言ゲームで伝わります。
最初の情報がどんな経緯であなたのもとに届くのか知っていれば、
どこで情報がねじ曲がるのか、届いた情報がどれくらい信用できるのか、
信用できる情報にアクセスするにはどうしたらよいのかが分かるようになります。
実習 ブドウの危険性を「論文」で確かめる
NG食材のブドウを例に、危険性を調べます。
専門家の世界は飼い主の立場ではなかなかアクセスできません。
専門家の間では、ブドウについてどのような研究がされ、どんな評価がされ、
どんな対策がお勧めされているのか。
これまでに発表された学術論文の中身をみんなで見つつ、あなたに専門家の視点を
体験してもらいます。
いかがでしょうか。
繰り返しますが、これは個々のNG食材の「食べて良いか?良くないか?」という
答えを学ぶ講座ではありません。
あなたが、
● 「犬猫に与えてはいけない食材」の情報に振り回されず
● 自分自身で情報を判断して行動でき
● 愛犬、愛猫の健康を守れる
そんな飼い主になるための、NG食材への考え方を学ぶ講座です。
受講資格
ペット食育入門講座を受講された方
講師
ペット食育協会認定上級指導士
開催知識
ペット食育協会認定上級指導士 全国各地 こちらでご確認頂けます
開催日程
こちらでご確認頂けます
受講料金
講師によって異なります
受講ご希望の場合は、開催地域とスケジュールをご確認下さい。
各講師の募集ページから講座のお申込みが可能です。
あなたのお申込みをお待ちしております。
ダメな食材がわからない…何を信じたらいいのかわからない…
「これは犬や猫に食べさせていいのですか?本では大丈夫と書いてあるが、インターネット上ではダメだという情報もある。
どちらを信じていいのかわからず、悩んでいます。」
この様に情報に振り回されている方は少なくないでしょう。
不安や心配は知らないから生じる
まず飼い主さんが抱えている「不安や心配」は、知らないから生じていることがほとんどです。
知らないと、何を判断基準に考えたらいいのかわかりませんから、自分で結論を出せません。
ですから、不安が解消されず、心配になるのです。
では、不安や心配を無くすためにはどうしたらいいのでしょうか?
不安や心配は知れば解決
「知識は力」と言います通り、不安や心配は基本的に知れば解決します。
もちろん、何でも知れば良いわけではなく、適切な情報を入手しないと、「学べば学ぶほど不安になる、わからなくなる」ということもあります。
「知識は力」と言われるのに、なぜ「学べば学ぶほど不安になる、わからなくなる」等ということになるのでしょうか?
手作り食に関して不必要に不安を煽る情報が多い
手作り食関係には、手作り食反対派の立場から表現された、とても極端なケース(事実)を引き合いに出し、「危険だ!」と、読者の不安を煽る様な情報が少なくありません。
極端だったり、特殊なケースを取り上げて、
「今度は●●が危険!」
と「煽る記事を書いて、目立とうとする方」がいらっしゃることが原因の一つです。
特にNG食材についての大きな問題は、食べたら死ぬ可能性がある食材と、お腹が緩くなる程度の変化をもたらす食材が同じ様な重要度で語られ、その結果「食べさせてはいけないものが沢山ある…」という誤解に繋がっているのだと考えます。
手作り食で感じる不安・心配も知れば解決
しかし、論文ベースで学習すれば、
1)食べたら死ぬ可能性のある食材
2)死なないけれど健康被害のある食材
3)お腹が緩くなる程度の変化をもたらす食材
の区別は付けられ、死ぬようなリスクは回避できますし、世の中で言われていることのいくつかは「大げさだ」ともわかります。
「知識は力」ですから、正確に知れば、悩みや不安は解消されます。
しかし、何でも知れば良いというものではありません。
学ぶなら、正しい情報を学ぼう!
人から聞いたうわさ話を積み上げても、不安は解消されません。
しかし、学術論文を読めば、簡単に不安は解消されます。
よくわからない人の話を聞くか、知識的にも実体験としてもわかっている人の話を聞くか、どちらを聞くかで、あなたの不安が解消されるか、それとも悪化するかが変わってきます。
不確かな情報ばかりをつかまされて、不安な日々を送り続けるより、NG食材講座に参加して、NG食材の「考え方」を学んでみてください。
NGと言われている全てのものに対して冷静に判断ができ、情報に惑わされず落ち着いた毎日を送れるようになるでしょう。
すでに知識をお持ちの方へ-開催知識
将来「養成講座」に進まれる様な方にとっては、NG食材講座の内容は、すでに知っていることがあるかもしれません。
しかし、知っていることと教えられることには天と地ほどの差があります。
本当の意味での「理解している状態」とは、「人にわかりやすく伝えられる」状態を意味します。
ですから、すでに学んでこられた方も、「どの様に伝えたらわかりやすいのか?」「受講生のこういう質問にはどの様に返答したらいいのか?」という視点をもちながら受講されて下さい。
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※ペット食育協会、ペット食育士、ペット食育指導士は登録商標です。