今は年中見かけるので忘れがちですが、秋と言えば「キノコ」も旬食材の1つ。そんなキノコを流行りのアヒージョ風に調理しパスタと合わせてみました。香りも食欲をそそる一品、取り分けて塩で味付けすれば、飼い主さんもお揃いご飯として楽しんでいただけます。
今は年中見かけるので忘れがちですが、秋と言えば「キノコ」も旬食材の1つ。そんなキノコを流行りのアヒージョ風に調理しパスタと合わせてみました。香りも食欲をそそる一品、取り分けて塩で味付けすれば、飼い主さんもお揃いご飯として楽しんでいただけます。
提供:上級指導士 こばやし裕子
添え物として使われるほど何にでも合わせられる淡白な味わいのキノコはカロリーが低いため、ついつい食べ過ぎになりがちな季節には「量増し」の技にも使えて栄養価面でも優秀です。
マッシュルームは90%が水分というダイエットにピッタリな食材ですが、食物繊維とビタミンB2を含むことで脂肪の代謝を活性し更に肥満防止を期待できます。
シメジ・舞茸は脂溶性のビタミンDを多く含み、アヒージョのように油での調理により吸収を高めることができます。
ピーマンはビタミンCとβカロテンを多く含む食材で、先ほどのキノコと合わせればお互いに不足している栄養価を補えるとも言えます。
そのピーマンに含まれるビタミンCは熱に強いとされおり、脂溶性のβカロテンの吸収性も考えれば、彩の面だけではなく栄養価でも尚良い組合せとなります。
アヒージョで使用したオリーブオイルは酸化に強いとされるオレイン酸を多く含む植物性オイルで、そのオレイン酸は他のアブラよりも小腸で吸収されないため、肥満に注意をしたい場合に使われることが多いものです。
ただ今回は量が多めであることから、消化促進に役立つバジルを合わせて胃もたれ予防も期待してみました。
ここに「ニンニク」を加えると「バジルソース」としてよく使われる組合せです。
ニンニクも少量を利用することに問題はなく、タウリンが豊富なエビやDHAが豊富なツナといったタンパク質の多い食材と一緒に摂ることで疲労回復に役立ちますから、秋になっても疲れがなかなか抜けない時にはピッタリです。