犬用肉料理野菜料理

秋の焼き鳥丼(dog)

レシピ紹介

旬のりんごとさつまいもを使い、いつもの焼き鳥丼を秋らしくアレンジしました。
炒めたりんごのとろっとした甘さと、こんがり香ばしく焼いたさつまいもごはんは犬たちに大人気です。
栄養面でも体への効果が期待できる組み合わせですので、“食欲の秋”にぜひおすすめですのメニューです。

材料

    (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)

  • 鶏モモ肉 60g
  • りんご 20g
  • ごはん(炊いたもの) 60g
  • さつまいも(蒸したもの) 20g
  • しょうゆ 少々
  • 酒 少々
  • 大根 15g
  • 人参 5g
  • スプラウト 適量

手順

  1. フライパンで鶏肉を皮目から焼き、焼きあがったら食べやすい大きさに切っておく。フライパンに残った余分な脂を拭き取り、1㎝角に切ったりんごを炒めしょうゆ、酒を加える。
  2. 炊いたごはんと1㎝角に切ったさつまいもを混ぜ合わせ、型に詰めて両面をこんがり焼く。(型の内側に薄く油を塗っておく)
  3. 型のまま盛り付け皿に移し、①で炒めた鶏肉とりんごをのせる。
  4. 大根と人参を千切りにしてスプラウトと軽く混ぜ合わせ、③の上に形よく盛り付ける。
    ※型がない場合は、焼きおにぎりの要領で形を作って両面を焼いてください。

提供:指導士 宮岸知子

おすすめPOINT

りんごはその栄養価の高さから「1日1個で医者いらず」といわれてきた果物です。
さわやかな酸味のもとであるリンゴ酸やクエン酸は、体に溜まった疲れを癒してくれますのでこの時期にとてもおすすめです。また抗酸化作用があり動脈硬化の予防が期待できるポリフェノールやカテキン、便秘解消に効果的な食物繊維のペクチンも多く含まれます。ペクチンは皮に多く含まれますので、きれいに洗って皮ごと食べるとよいでしょう。低カロリーで腹もちがいいので、小さく切ってトレーニングのおやつに使うのもおすすめです。

さつまいもは、がん予防効果のあるビタミンEと免疫力を高めるビタミンCの両方を兼ね備え、働きを促進しあい相乗効果が期待できます。でんぷんにビタミンCが包まれているので加熱に強いのが特徴ですが、じっくり加熱するとβアミラーゼという酵素が働いて甘みが増しますので、電子レンジでの急な加熱よりもおいしくいただけます。
さつまいもに含まれるビタミンCの抗酸化作用や細胞を丈夫にする働き、りんごに含まれるカリウムの血圧低下作用が食物繊維との組み合わせで動脈硬化予防に役立ちます。