犬用肉料理野菜料理

なすとトマトのファルシ(dog)

レシピ紹介

野菜にひき肉を詰めたファルシは南フランスの夏の定番料理。
ひき肉のおいしさがしみ込んで夏野菜をたっぷりとることができます。
さらに肉だねにごはんを加えることで食欲が減退しがちな暑い時期にも、しっかりエネルギーをチャージ。
おいしく食べて夏を乗り切りましょう!

材料

    (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)

  • なす(小) 1本
  • ミディトマト 2個
  • 豚ひき肉 60g
  • マッシュルーム 2個
  • にんにく 1/2片
  • バジルやタイムなどのハーブ 適宜
  • 雑穀ごはん(炊いたもの) 60g
  • パルメザンチーズ 適宜
  • オリーブオイル 適宜

手順

  1. トマトはヘタから1/4くらいを切りとり、種と中身をくり抜く。
    (キッチンペーパーの上で水気をとっておく)
    なすは筒切りにした後、ナイフで切り込みを入れスプーンで中身をくり抜く。
  2. ①でくり抜いたなすの中身を細かく刻み、みじん切りにしたマッシュルームとにんにくと共にオリーブオイルで炒めて冷ましておく。
  3. ②へひき肉、炊いたごはんと細かく刻んだハーブを加えてよく混ぜる。
  4. くり抜いたトマトとなすのカップに③を詰める。
  5. パルメザンチーズとオリーブオイルをかけて200℃のオーブンで15分ほど焼く。(大きさによって加熱時間を加減する)

提供 指導士 宮岸 知子

おすすめPOINT

なすの青紫の色素アントシアニンには強い抗酸化作用があり、がん予防や糖尿病などの生活習慣病予防として注目されています。
炎症を抑える成分も含むので食べる以外にも効果が期待できる食材です。
油との相性が良いので、調理の際にはオリーブオイルなどビタミンEが豊富な油を組み合わせて使うとよいでしょう。

夏野菜の代表といえばトマト。水分補給に役立つことは知られていますが、酸味成分のクエン酸には胃腸を整えたり疲労回復効果もあるので夏場には欠かせない食材です。
またトマトに含まれる赤い色素のリコピンにはβカロテン、ビタミンC、Eの三大抗酸化ビタミンが豊富に含まれていて、老化防止やがん予防、免疫アップに効果が期待できます。

豚肉に含まれる豊富なビタミンB1には代謝を助け、疲労を回復させてくれる働きがあります。運動した時や暑さで体力が低下した時などは積極的に取り入れるとよいでしょう。
その他豚肉には脳機能の維持に作用するコリン、精神安定に必要な必須アミノ酸など様々な部分に作用する栄養素が含まれています。
動脈硬化防止に効果的なオレイン酸は脂肪に含まれていますので、適度に取り入れることがおすすめです。