インゲンは一年中スーパーにはある使いやすい野菜ですが、旬は6月〜9月の夏野菜です。旬の野菜は栄養価が高く、夏野菜には夏に不足しがちだと言われているミネラルが多く含まれています。飼い主さんにも夏バテ予防にバッチリの副菜になりますので、多めに作って飼い主さんの分には味をつけて一緒に召し上がってくださいね。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- インゲン(長めのもの) 8本
- 鶏ささみ 2本
- 無糖ピーナツバター 大さじ1
- ヨーグルト 小さじ1
- 水 小さじ1
手順
- 鶏ささみを茹でて、一口大にほぐしておく。
- インゲンを下ゆでして、一口大の長さに切っておく。
- 無糖ピーナツバター、ヨーグルト、水を合わせる。
- ①〜④を和えたら出来上がり。
飼い主さん用には、③のタレにお醤油を少々加えると美味しく召し上がって頂けます。
提供:上級指導士 安藤 愛
おすすめPOINT
インゲンは緑黄色野菜なのでβカロテンが豊富です。βカロテンはプロビタミンAと言われ、体内でビタミンAに変換されて作用します。ビタミンAには、目、喉、鼻などの粘膜や皮膚を健康に保ったり、視力の低下を防ぐ働きがあります。
βカロテンは、ビタミンAとしての働きの他に、抗酸化作用や免疫増強などの働きもあります。ピーナツに多く含まれるビタミンEも抗酸化作用がありますから、一緒に摂るとさらに効果的です。
また、カリウムも多く含んでいます。カリウムは水溶性なので茹でると流れ出ますが、インゲンはマメ科ですので茹でてもカリウムが減りにくい食材です。ナトリウムを排泄したり、高血圧にも効果がありますし、利尿作用もありますのでむくみが気になる時には取り入れたい食材です。