インスタ映えもする本格的なケーキはプロにお願いするとしても…気軽に安心なオヤツを作ってあげたいと思ったりしませんか？
そんな時には手間がかかるオーブンを使わなくても大丈夫、炊飯器に備わっている「ケーキ」機能を使って『混ぜてスイッチを押すだけの超簡単スイーツ』をご提案したいと思います！
レシピでは甘さを一切加えていませんので、飼い主さん用や少し甘みを好む子に使う場合には、つぶしたブルーベリーとヨーグルト、そしてハチミツを加えて混ぜたソースを添えてみてくださいね。（分量外となります）
レシピ紹介
材料
- (1ﾎｰﾙ分(1000kcal程度)10kgの子で1日1/8ｶｯﾄ目安)
- 豆・雑穀入りﾎｯﾄｹｰｷﾐｯｸｽ（ｱﾙﾐﾌﾘｰ） 150g
- 無糖ヨーグルト 400g
- 卵 2個
- こめ油 大さじ1
- ブルーベリー（生・冷凍） 50g
手順
- ボールに卵とこめ油を入れて混ぜ、そこに無糖ヨーグルトを2，3回に分けて混ぜ合わせます。
- ①にホットケーキミックスを少しずつ加え、さっくりと混ぜ合わせます。
- ②に表面をよく洗ったブルーベリーを加えてさっと混ぜます。
- 炊飯器の釜の内側にこめ油（分量外）を薄く塗り、そこに③を流し入れます。
- 釜の側面と底面をたたいて空気を抜き、炊飯器のケーキモードにセットしてスイッチを入れます。
- 出来上がったら竹串で周囲に隙間を作り、火傷に注意しながら釜をひっくり返して取り出します。
- 冷めてから適量にカットします。
提供：上級指導士 こばやし裕子
おすすめPOINT
ブルーベリーの青紫色はアントシアニンという色素成分で、眼の網膜にあるロドプシンの再合成を活発化する働きがあり眼精疲労の回復に作用すると言われています。抗酸化作用のあるβカロテンのほか、ビタミンEはヨーグルトと一緒に摂取することで吸収率が高まります。
そのヨーグルトは牛乳に酵母や乳酸菌を混ぜて発酵させた食品であり、その作用によりタンパク質や脂質が吸収しやすくなるとされています。またカルシウムも多く含む食材ですが、ヨーグルトの上澄み液である乳清（ホエイ）部分に分離されることが多いため全てを利用するのがお薦めです。
卵は必須アミノ酸をバランスよく含む良質なタンパク源となります。ビタミンCと食物繊維以外はほぼ全ての必要栄養素を含んでいるとされ、高栄養食材の１つです。
大豆もまた「畑のお肉」と称されるほど良質なタンパク源であり、カルシウムや鉄、カリウムといったミネラル、ビタミンンB1も含まれています。
雑穀に含まれている小豆は甘いイメージが強い食材ですが、大豆同様にカルシウム・鉄・カリウムといったミネラルが豊富です。大麦はもち麦として加工されることが多い食材で、整腸作用が期待できる水溶性と不溶性双方の食物繊維をバランスよく摂取できます。
こめ油はその名の通り米から作られた油であり、米ぬか・米胚芽由来の栄養成分が凝縮されています。抗酸化作用があるビタミンEを多く含み、脂肪酸組成のバランスが良いことから酸化に強い油です。
