初夏が旬の鯵を使った簡単レシピです。
ひんやり冷たいトマトのゼリーは夏にぴったりの食材です。
今回は生のトマトをジュースにしましたが、なければ無塩のトマトジュースでもいいでしょう。
犬ににんにくも少量ならOKということと、おまけに夏の虫除け対策にも役立つそうですよ。
鯵は特に良質なタンパク質なので積極的に摂取して、夏を元気に過ごしましょう。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 鯵のお刺身 50g
- 生トマトジュース 150ml
- にんにく 少々
- くるみ・アーモンド 2・3粒
- 粉ゼラチン 4g
- 片栗粉 大さじ1
- 胡麻油 大さじ1
- 出汁パックの中身 小さじ1
手順
- 生トマトジュースを湯煎し、50〜60度になったら粉ゼラチンと出汁パックの中身を入れ、よく混ぜる。
- ①をグラスに入れ、冷やし固める。
- にんにくはスライスし、ナッツを刻む。
- 鯵に片栗粉を振りまぶす。
- フライパンを温め胡麻油を熱し、にんにくを色よく焼き、取り出しておく。
- 鯵の余分な粉は払い落とし、皮目から両面色よく焼き上げ、フライパンの空スペースで同時にナッツも香ばしく焼き上げる。
- ②を冷蔵庫から出し、トマトゼリーの上に鯵とナッツ、にんにくを盛り付ける。
提供:指導士 神山惠子
おすすめPOINT
鯵は5月から7月が旬で、アミノ酸スコアも100という、必須アミノ酸がバランスよく含まれている良質なタンパク質です。
タンパク質の摂取量が減少した場合、筋肉量の減少や集中力、思考力の低下といったリスクがあるようです。
鯵のような青魚に含まれているDHAは老化防止に役立ち、EPAは血流を良くし、オレイン酸が血中コレステロールをコントロールします。
アーモンドにも含まれているオレイン酸は血中コレステロールをコントロールし、動脈硬化予防に効果が期待できます。
また、アーモンドには食欲不振、貧血、便秘、咳に効果が期待できます。
ヒガンバナ科ネギ属の多年草でもあるにんにくは、一般的には犬にはNG食材とされていますが、10kgの犬に対して一日の許容範囲はおおよそ10g(一片)、もちろんその子その子によって多少の違いはありますが、量を守れば安心して使うことができます。
下痢、食欲不振、血便、体力回復、抗酸化作用、抗がん作用、活性酸素の除去、免疫力UPや殺菌力もあり、普段から取り入れたい食材の一つです。
夏野菜でもあるトマトには体を冷やす作用があり、喉の渇きを潤します。
また、リコピン、ケルセチン、ピラジン、ルテインといった抗酸化物質の含有量が多いのも特徴です。
高血圧、食欲不振、体力回復、白内障予防にも効果が期待できる優れた食材です。