猫用野菜料理魚料理

鯖のトマトソースのせ(cat)

レシピ紹介

今回は、野菜類をソースとして別に添えましたが、お好みの量のトマトジュースを加えた野菜類と鯖を一緒に煮込んだトマト煮もおすすめです。

材料

    (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)

  • 鯖 60g
  • トマト(種をとったもの) 30g
  • セロリ 10g
  • なす 10g
  • しめじ 15g
  • オリーブオイル 適宜

手順

  1. 三枚におろした鯖を食べやすい大きさに切り、皮目からこんがりと焼く。
  2. セロリ、なす、しめじを粗みじん切りにする。
  3. トマトの種をとり、粗みじん切りにする。
  4. オリーブオイルで、セロリ、なす、しめじを炒め、しんなりしたら、トマトを加えてさらに炒める。
  5. 焼いた鯖に、④のソースをのせて出来上がり。

提供:上級指導士 鈴木美由起

おすすめPOINT

<鯖>
必須脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)や、EPA(エイコサペンタエン酸)が豊富です。
DHAは、脳や神経の機能を助け、脳を活性化させる働きがあるといわれています。
EPAは、血管を柔らかくし、血液をサラサラにする効果が期待できます。
また、猫さんに必須とされるタウリンも含んでいます。
タウリンは、コレステロールをおさえ、肝機能を強くしてくれます。

<セロリ>
胃腸の粘膜を保護・修復してくれるビタミンUが豊富に含まれることから、古くから整腸剤としても利用されてきたセロリ。
茎の部分だけでなく、葉の部分にも栄養素が豊富に含まれています。
茎・葉ともに、豊富に含まれるカリウムは、体内の余分な塩分の排泄を助け、むくみや血圧の上昇をおさえてくれる働きがあります。
葉に含まれる、独特の香り成分であるピラジンには、 血行を促進する働きがあります。

<トマト>
赤い色素成分になっているリコピンには、強い抗酸化作用があり、免疫力を高め、老化防止のためにも働いてくれます。
また、クエン酸が、疲労の原因となる乳酸を分解してくれるため、疲労回復のためにも有効な食材だとされています。

<なす>
90%以上を水分が占めるなす。
しかしながら、カルシウムや鉄分、カリウム、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維等が含まれています。
なすの紫色の成分であるナスニンには、強い抗酸化作用があり、活性酸素の生成を防いでくれる有り難い食材です。
水分が多いので、ダイエット中の猫さんには、特におすすめです。

<しめじ>
免疫力を高めるとされるβグルカンが豊富で、風邪の予防やガンを抑制する効能などがあります。
また、たっぷりの食物繊維が腸内環境を整えるために働いてくれます。