犬用野菜料理魚料理

鮭ときゅうり揉みの混ぜすし(dog)

レシピ紹介

暦の上では秋ですが、暑さ寒さは彼岸までというように、まだ日中は暑さが厳しい季節でもあります。
夏の疲れも出る頃ですね。
そんな日には、今が旬の鮭と夏のなごりのきゅうりを使ったさっぱりとしたお寿司はいかがでしょう。
秋の味覚のぷちぷちとした「とんぶり」も使ってみました。
火を使わない簡単レシピなので、是非チャレンジしてみてください。

材料

    (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)

  • 鮭 60g
  • きゅうり 40g
  • とんぶり 大さじ1/2
  • みょうが 半分
  • しその葉 1枚
  • しょうが 小さじ1
  • 炊いたご飯 60g
  • 酢 小さじ1

手順

  1. きゅうりはスライス、薬味は小さめに刻む。
  2. きゅうりに塩を振り混ぜ、塩がなじんだらギュッと絞る。
  3. 鮭は電子レンジで加熱し、骨を取り除きながらほぐしておく。
  4. ごはんに酢を振りかけ、刻んだ野菜ととんぶりを混ぜ合わせる。
  5. 器に盛り付けて出来上がり。

提供:上級指導士 上住裕子

おすすめPOINT

鮭は、大昔の書物には、
「中(胃腸)を温め、気を壮んにす」「気を補いて力増すなり」「筋骨強くする」「冷えたる女食すれば懐妊する」などと記されているそうです。
これらは、アスタキサンチンという赤い色素の働きによるものです。
抗酸化作用が高く、万病の元とされる活性酸素を除去して免疫力を高め、活性化してくれる働きがあります。

きゅうりは、体の熱を冷まし体を潤す作用があります。
カリウムを多く含みナトリウムの排出を促進するため、血圧を正常に保ってくれます。

とんぶりは、ほうき草の実から作られるもの。
秋田県の郷土料理によく使われ、「畑のキャビア」といわれています。
サポニンが豊富で、利尿作用があり、中性脂肪やコレステロールを抑える働きがあるので、
動脈硬化や肥満の予防などもサポートしてくれます。
中国では、実を乾燥したものは地膚子(じぶし)と呼ばれ利尿、強壮に中薬として使われます。

シソ、みょうが、しょうがは、古くから日本のハーブとしての役割があります。
シソには、高い殺菌・解毒・防腐作用があるので、食中毒の予防にもなります。
みょうがは、しょうがの仲間で、香り成分のαーピネンは血管拡張作用があり
血行促進に役立ちます。
しょうがは、体を温める作用が強く、体を冷やす作用のある野菜を使う時には
一緒に取り入れると、感熱バランスが整い冷えすぎることがありません。