猫用野菜料理魚料理

鰆のとろとろ野菜あんかけ(cat)

レシピ紹介

あっさりした鰆を野菜たっぷりのあんで絡めてみました。
表面を一度カリッと焼き上げることで食感も楽しい、にゃんこも大喜びの簡単メニューです。

材料

    (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)

  • 鰆(皮付き) 25g
  • パプリカ(赤・黄) 各10g
  • ピーマン 10g
  • 人参 5g
  • 干ししいたけ 小1枚
  • 片栗粉 適量

手順

  1. 干ししいたけを少量の水で戻しておく。
  2. 鰆は大きめの一口サイズにカットし表面に片栗粉を薄くまぶす。
  3. 戻したしいたけ、人参、パプリカ、ピーマンは1cm角程度にカットする。
  4. フライパンで②の鰆の表面をカリッと焼く。
  5. ③の野菜を④のフライパンに加えて炒める。
  6. 片栗粉を干ししいたけの戻し汁を加えた水で溶き、⑤に加え火を通す。。
  7. とろみがついて全体にあんが絡まったら出来上がり。

提供:上級指導士 かとうゆうこ

おすすめPOINT

●鰆
鰆は青魚に含まれるDHA、EPAが豊富で、血行促進、高血圧予防が期待できるほか、ダイエットや老化防止、アレルギー症状を緩和する効果もあると言われます。また、脂溶性ビタミンのレチノールを含まれることから、皮膚や粘膜を保護し、夜盲症予防も期待できます。鰆や干ししいたけに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収促進に加え、細胞の正常化作用もあると言われ肥満予防も期待できます。干ししいたけの戻し汁にはうまみ成分はもちろん、しいたけ特有のエリタデニンという成分も含まれると言われます。このがん抑制効果やウィルス完成予防効果が期待される成分は水溶性であることから、戻し汁もしっかり使うことをおススメします。野菜に加え、鰆は魚の中でもカリウムが多く含まれるため、体内の余分なナトリウム排泄を促し、むくみ解消や筋肉運動を円滑にするのに効果が期待できますから、子猫から老齢猫までおススメするメニューです。

●ピーマン
ピーマンは豊富なβ-カロテンとビタミンCを含み、老化防止や免疫力アップに効果的な食材です。ビタミンCを吸収されやすくし、毛細血管を丈夫にしてくれる優れた成分、ビタミンPも含まれています。さらに、血中コレステロールを減らし、動脈硬化を予防してくれるクロロフィルや、β-カロテンよりも強い抗酸化作用を持つカプサインチンは、がん予防に有益です。

●赤パプリカ
赤パプリカのカプサイシンと呼ばれる赤い色素は、赤唐辛子にも含まれる成分。抗酸化物質で知られているβ-カロテンよりも高い抗酸化作用があると言われレいます。身体の中の不要なコレステロールを取り除く働きがあるため、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果が期待できます。また、新陳代謝を活発にする作用があるため、冷え症や疲労回復にもおすすめです。

●黄パプリカ
黄色パプリカはビタミンCが豊富に含まれ熱を加えても壊れない性質があり、疲労回復や免疫機能強化に有効です。