トマトは、加熱するとうまみ成分が増加します。 今回はサバとチーズを一緒に、トロトロのリゾットにしました。 サバの水煮缶を使うから簡単♪ うまみたっぷりの、トマトごはんです。
レシピ紹介
材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- トマト 小1個
- サバの水煮缶 30g
- モッツァレラチーズ 20g
- アスパラガス 1/4本
- セロリ 4㎝
- シメジ 2本
- ごはん 15g
- 豆乳 15g
- 水 大さじ1
- オリーブオイル 適宜
手順
- アスパラガスは茹でて食べやすい大きさに切っておく。
- みじん切りにしたセロリをオリーブオイルで炒め、ざく切りにしたトマト、しめじを加えてさっと炒める。
- 水を加え、モッツァレラチーズ、サバ、ごはん、豆乳を加え、フタをして数分煮詰める。
- チーズが溶けてトロリとしたら火を止め、①のアスパラガスを加えて出来上がりです。
提供:上級指導士 阿部弘子
おすすめPOINT
トマトの赤い色はリコピンと言われる色素です。 抗酸化作用が高く、ガンなどの生活習慣病や動脈硬化、老化防止などの改善に役立つと言われています。 このリコピンは油と相性がよく、比較的熱に強い性質を持っています。 加熱することでリコピンの吸収率も高まるので、煮込む料理にも適しています。 薬膳では、トマトを生で食べると体にたまった熱を冷まして暑さを取り除き、身体に潤いを与えると言われ、加熱して食べると体を冷やす作用が弱くなり、血を補い血行を促進すると言われています。 生で食べるのも良し、加熱して食べるのも良しの野菜です。
サバの栄養で特に注目されるのはセレンという物質です。 ミネラルの一種で、強い抗酸化作用があり、ガンやアンチエイジングの効果が期待されています。 セレンはタンパク質と結合することで、身体に吸収されやすくなると言われます。 また血液をサラサラにするEPAや脳の活性を高めると言われるDHAが多く含まれています。 薬膳でも、サバは血流改善効果があると言われます。 トマトとサバは血を補いながら血行促進してくれる名コンビです。
チーズは牛乳などの動物の乳を凝固、または発酵して作られるものです。 カルシウム、タンパク質、ビタミンB2、ビタミンA、乳酸菌など、非常に栄養が豊富です。 モッツァレラチーズはフレッシュチーズに分類され、低カロリーのチーズです。 猫ちゃんのごはんにも取り入れたい食材です。