ペットに食事を作ることを通じて、
気がついたら料理が上達していたという話はよく耳にします。
1つのきっかけとして良いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
ときどき、
こんなご質問をいただくことがあります。
「うちの子は底なしに食べるのですが、
欲しいだけ食べさせていいのでしょうか?ちなみに、
かなりオデブちゃんです。
それと、お恥ずかしながら私は料理は得意ではありません。
こんな私が作る食事を食べてくれるものでしょうか?」
このようなメールをいただくと、
以前いただいたとても印象的なメールを思い出します。
残念ながらそのメールは、
メールソフトの崩壊とともに、消えてしまったのですが、
要約すると、
●今まで料理なんてしたこと無かった
●ペットが病気になった
●食餌が原因かもしれないと言われ、須崎の本を渡された
●自分にも作ったこと無いのに何でペットの食餌を…と最初思った
●でも仕方ないからやった
●意外と簡単にできた
●ペットも大喜びで完食してくれた
●やる気になった
●私も体調不良になった
●一緒に手作りごはん作る様になった
●味付けの段階で分けるという手間が苦痛でなくなった
●手際が良くなった
●私の病気治った
●彼が出来た
●料理作った
●褒められた
●うれしかった!
●須崎にメールした
こんな感じだったと思います
(違っていたらごめんなさい)。
世界は日本の食文化を高く評価しています。
しかし、
当の日本ではどんどん日本古来の食文化の陰が薄れて来つつあります。
面倒か面倒でないか。
それもわかるのですが、
そういうことではないと思うんです。
せっかく良いところがあるのに、もったいないと思うのです。
最近海外の方々とコミュニケーションすることが増えてきましたが、
話せば話すほど、日本の食文化はすばらしい!
多くの方々が「和食」に興味を持っている!
こんな環境にいるわけですから、やらなきゃ損ですよね。
日々お忙しいかとは思いますが、
身体を作るのは良きにつけ悪しきにつけ食事です。
自分のため、
家族のために料理をするというオプションは忘れたくないものです。
ただ、とても重要なことをお伝えしておきますと、
愛情のあまり、食べさせすぎはおすすめできないということです。
事実、空腹の方が満腹状態の時より免疫抵抗力が高くなるという説もあります。
各種健康法の中に、断食や判断食があるのは、
おそらくそういうことなのではないかと思います。
適量を作り、食べ、抵抗力もアップさせる。
「体力つけるために栄養つけなきゃ!」はかつて栄養状態が悪かった頃の話!
今は「腹6~8分目」が適量です。
体型のためではありません!抵抗力アップのためです!
満腹になるほど食べて、免疫力強化のサプリを飲んで…
こういうのを「本末転倒」と思うのは私だけでしょうか?
適量を知り、調理して無駄なく食べる。
ペット食育協会では、ペットの食餌を通じて、
人間の食生活の再確認にお役に立てますことを願っております。