東京の映画制作会社に勤務。
自身の不在時に愛猫を亡くしたことから、
ペットシッターの道を進むことを決意。
現在は、「もう帰っていただいても良いですよ」と言われる回数と、
見守りカメラに映っている時間がペットよりも長いことで日本一(個人的見解)のペットシッターとして活動しています。
東京の映画制作会社に勤務。
自身の不在時に愛猫を亡くしたことから、
ペットシッターの道を進むことを決意。
現在は、「もう帰っていただいても良いですよ」と言われる回数と、
見守りカメラに映っている時間がペットよりも長いことで日本一(個人的見解)のペットシッターとして活動しています。
日本一といえば、日本で一番厚い文庫本(「絡新婦の理」1389ページ)で有名な作家・京極夏彦さんの
講談集「「おばけ」と「言葉」の怪しいはなし」にこんな一文があります。
「読書というのは、読んだ人が、その人だけの物語を生み出す行為です。
立ち上がるのはその人にしか作れない物語です。
書籍はそのためにある装置なんです。
みなさんは、「面白いのは作者が面白く書いてくれたからだ」と思うかもしれませんが、大間違いです。
それはあなたが作った物語であり、カスタマイズされた、あなただけの世界です。」
この文章に感銘を受けたわたしは、ペットの食事に当てはめてみました。
「食事というのは、飼い主さんが、家族のためだけのごはんを生み出す行為です。
立ち上がるのはその飼い主さんにしか作れないごはんです。
ペットフードや食材、知識はそのためにある装置なんです。
みなさんは、「うちの子が食事を喜ぶのは、
ペットフードや食材の生産者が考えて作ってくれたからだ」と思うかもしれませんが、大間違いです。
それはあなたが考えて作ったごはんであり、カスタマイズされた、あなたとあなたの家族だけのごはんです。」
とてもしっくりきました。
ペットシッターとして活動を始め、もうすぐ10年が経ちます。
その中で、ご家族の構成、住環境、ペットの種類や年齢、体調が同じということは一件もありませんし、
お食事内容が全く同じであったことも、一度もありません。
お世話をさせていただいている内に、なぜこの食事になったのか、
どうしてこのフードを選んだのか、もっとごはんについての話を詳しく聞きたいと思うようになりました。
そこで「ごはんに関することを中心に」飼い主さんにインタビューを行い、
独自にカスタマイズされた世界を記すサイトを立ち上げることを決意しました。
「ごはん」のお話から溢れ出す愛に、「ニコッと。」していただけたら幸いです。
飼い主さんに「ごはん」のお話を聞くサイト
nico+ ニコッと。
ペットシッター
愛玩動物飼養管理士1級
ペット栄養管理士